東映の2大特撮シリーズ「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」のヒーローたちが、シリーズや作品の垣根を越えて共闘する姿を描く劇場版。1971年に放送を開始した初代「仮面ライダー」から2021年の「仮面ライダーセイバー」でシリーズ生誕50周年を迎えた「仮面ライダーシリーズ」と、1975年の第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」から数えて2021年の「機界戦隊ゼンカイジャー」で45作目となった「スーパー戦隊シリーズ」。両シリーズの節目となるアニバーサリーを記念して、「仮面ライダーセイバー」「機界戦隊ゼンカイジャー」の主人公たちを中心に、歴代のライダーや戦隊も登場し、世界を危機に陥れる最強の敵との戦いを繰り広げる。ある時、「仮面ライダーセイバー」主人公の神山飛羽真たちが「機界戦隊ゼンカイジャー」の世界へ、そして「機界戦隊ゼンカイジャー」主人公の五色田介人たちが「仮面ライダーセイバー」の世界へと迷い込んでしまう。状況を理解できず、混乱する飛羽真や介人たち。その事態を巻き起こした黒幕は、最強の敵アスモデウスだった。アスモデウスは、禁断の地アガスティアベースで保管されていた、世界を揺るがす「禁書」を解放し、現実の世界を崩壊させようとしていた。物語の鍵を握る謎の少年役で鈴木福がゲスト出演。監督は「仮面ライダー」「スーパー戦隊」両シリーズに携わってきた田崎竜太、脚本も同じく両シリーズを多数手がけてきた毛利亘宏。2021年9月放送開始の「仮面ライダーリバイス」の短編映画(23分)が併映。